女性更年期障害
女性更年期障害
日本女性の平均的な閉経時期は50歳くらいといわれ、この前後5年間ほど、約10年間を更年期といいます。この時期は女性ホルモンが減少していき、それに伴い、個人差はありますが心身にさまざまな不調が現れ、生活に困難をきたします。いわゆる更年期障害です。最近は、早ければ30代後半から症状が現れるプレ更年期や、男性の更年期障害も問題になっています。
更年期障害の症状を大きく3つに分けて紹介します。
特に日本人は、肩こりや疲れやすさを訴えケースが多く報告されています。
更年期障害は多彩な症状がありますので、一つ一つが他の病気による症状ではないことを確認する必要があります。
またこの時期は女性にとって、子どもの独立や夫の退職と重なったり、親の介護などが必要になったりする時期でもあり、環境の変化が症状を重くするとも指摘されています。
適度な運動やマッサージをしたり、気分転換を図ったりするなど、日頃からセルフケアしましょう。
日常生活に支障が出るほど症状が重い場合は、ホルモン補充療法や抗不安薬の投与などの治療を受けましょう。